Enagic株式会社
新規事業の「最初の顧客」をどう取るか。民泊コンサルティング事業の初期顧客獲得を、戦略と実行の両面で設計

Enagic株式会社は、Web制作・マーケティング支援を主軸に事業を展開してきた会社です。 そのEnagicが新たに踏み出したのが、民泊事業でした。地方の空き家活用やインバウンド回復といった追い風もあり、事業アイデアとしてのポテンシャルは十分に感じていました。
■ ご発注前に抱えていた悩み
構想が具体化していく中で、ひとつの壁に直面しました。 「最初の顧客を、どうやって獲得するか」。この問いに対する答えが、まだ持てていなかったのです。
新規事業の初期フェーズは、既存事業の延長線上にはない難しさがあります。 どの顧客層を最初の勝ち筋として狙うべきか。民泊事業の価値を、どの切り口で伝えるべきか。広告や営業に大きな投資をせず、どう初期の受注を作るか。 いずれも、仮説はあっても確信がない。手探りの状態でした。
さらに厄介だったのは、民泊事業には「宿泊者向け」と「オーナー向け」という複数のターゲットが存在することです。 誰を最初の顧客として定義するかによって、打つべき施策も、コンテンツの方向性も、導線設計もまるで変わる。このターゲット設計が曖昧なまま動けば、限られたリソースが分散し、どちらにも刺さらない。そうしたリスクは明確に見えていました。
必要だったのは、「とりあえずやってみる」ではなく、初期顧客を確実に掴むための戦略設計。 そして、それを現実に動かせるパートナーでした。
■ 弊社を選んだ理由
新規事業の初期顧客獲得において、外部パートナーに求めていたのは施策の数や派手さではありません。「初期フェーズで本当にやるべきことは何か」を一緒に見極められる存在でした。
BtoB AI Workersに依頼を決めた理由は、最初の議論の質が段違いだったことです。 多くの支援会社は、「どう集客するか」から入ります。しかしBtoB AI Workersは、もっと手前の問いに向き合ってくれました。
「この事業の最初の顧客は、具体的に誰なのか」 「その人たちは、どんな状態になったら動くのか」 「最初に獲得する顧客は、将来の事業拡大とどうつながるのか」
新規事業にありがちな「とりあえず集客する」ではなく、初期顧客を事業の土台を作る存在として位置づけ、将来の展開まで見据えた設計をしてくれる。その視座の高さが、他にはない魅力でした。
また、地方事業・民泊という特殊な事業領域に対して、無理に大きな打ち手を勧めるのではなく、今のリソースとフェーズで現実的に動ける形を一緒に考えてくれた点も、依頼の決め手になりました。
■ 利用してみてのご感想
支援が始まってまず実感したのは、新規事業としての立ち位置がクリアになったことです。
民泊事業の価値を、「誰にとっての、どんな価値なのか」という視点で整理し直す。それだけで、初期に狙うべき顧客像が一気に具体化しました。 漠然と「民泊に興味がある人」ではなく、「どの地域の、どんな課題を持った、どのフェーズのオーナーか」。そこまで解像度が上がったことで、やるべきことが自然と見えてきたのです。
特に印象的だったのは、初期顧客獲得を3つのフェーズに分けて設計した点です。 まず「仮説検証」として最小限の施策で反応を確かめるフェーズ。 次に、初期の成果をもとに「信頼を獲得」するフェーズ。 そして、獲得した実績と知見を活かして「横展開」につなげるフェーズ。
この段階設計のおかげで、「最初から大きな成果を出さなければ」というプレッシャーから解放され、「まずはこの層から確実に取る」という現実的な目線で事業を進められるようになりました。
また、施策設計においても広告に依存しない現実的なアプローチが中心でした。 Webコンテンツの構成、実績の見せ方、問い合わせ導線の設計。初期事業のリソースでも実行できる手法を軸に組み立ててくれたため、戦略を立てた翌週には動き出せるスピード感がありました。
AIの活用という点でも、大きな恩恵を感じました。 ターゲットの仮説出し、コンテンツの切り口検討、訴求メッセージのバリエーション作成など、新規事業で特に時間がかかる「考える工程」をAIで加速してくれました。限られたリソースの中で、短期間に多くの仮説を検証できたのは、AIを支援に組み込んでいるBtoB AI Workersならではだと思います。
そして何より、戦略を描くだけでなく、施策の実行まで一緒に手を動かしてくれた点が決定的でした。 Webコンテンツの企画・制作、導線の実装、反応データの分析と次の改善。この一連のサイクルを、BtoB AI Workersが実行レベルで並走してくれたからこそ、新規事業でありがちな「計画倒れ」にならずに済みました。
■ 得られた成果(定量面・定性面)
定量面では、新規事業として立ち上げた民泊事業において、初期顧客からの問い合わせ・相談が安定的に発生する状態を作ることができました。 単発の反応ではなく、「この事業に関心を持った人からの問い合わせ」が継続的に入ってくるようになり、事業としての手応えを初めて実感できた瞬間でした。
定性面での変化は、それ以上に大きいかもしれません。 社内の議論の質が、根本から変わりました。
「この事業は誰のためのものか」 「どの顧客を獲得できれば、事業として成功と言えるのか」 「次にどの層へ広げていくべきか」
こうした問いが、感覚論ではなく戦略ベースで議論できるようになった。これは、初期顧客獲得のプロセスそのものが「仮説検証の場」として機能し始めた証だと感じています。
新規事業は、最初の一歩が最も難しい。 その一歩を、再現性のある形で踏み出せたことが、今回の最大の成果です。
■ 今後のご期待
今後は、今回設計した初期顧客獲得戦略をベースに、対象エリアやターゲット層を段階的に広げていきたいと考えています。 初期顧客から得られた知見を活かしながら、事業をスケールさせるための次の戦略設計にも、引き続き伴走してもらえることを期待しています。
また、新しい施策を試す際にも、「これは初期顧客獲得の文脈で意味があるか」「事業全体の成長ストーリーと整合しているか」という視点で壁打ちできるパートナーとして、AIを活用した効率的な支援スタイルも含め、長期的に頼りにしていきたいと考えています。
■ 弊社を他社にお勧めする場合のおすすめポイント
BtoB AI Workersの最大の強みは、「何をやるか」の前に「誰に届けるか」を徹底的に設計してくれる点です。施策の実行力だけでなく、事業の初期フェーズで最も重要な"最初の顧客像"の解像度を一緒に上げてくれる。その上で、戦略と実行を一気通貫で回してくれるので、新規事業にありがちな「考えて終わり」「動いたけど散漫」という状態に陥らずに済みます。
新規事業や新サービスの立ち上げで最初の顧客をどう獲得するかが見えていない企業、ターゲットが複数存在し誰から攻めるべきか整理がついていない企業、広告に大きな予算を割けない中でも確実に初期の受注を作りたい企業、そして戦略だけでなく実行まで一緒に走ってくれる伴走型のパートナーを探している企業にとって、BtoB AI Workersは心強い存在になるはずです。AIを活用したスピード感のある支援スタイルも含め、限られたリソースで最大の成果を出したい企業には特におすすめできます。
